個人向け国債で資産を運用する方法

国債とは?

国が投資家からお金を借りる

国債とは、国が資金調達を目的として発行する国庫債券の略称で、国がお金を投資家から借りて、その証明として投資家に国債を発行します。

国債にも種類がありますが、最も一般的とされているのは、固定利付国債とよばれる国債です。国はお金を借りる以上、投資家へ対して「利息」を支払わなければならないため、投資家は国債をもつことで利息をもらうことができるのです。また、国債を発行する際には「満期」を設定する必要があり、例えば満期を5年と設定した場合、5年間、国債を保有していれば満期を迎えた時に、貸したお金に加えて利息がプラスされて返ってくるというわけです。

国が投資先となるため、国が破綻しない限り元金割れのリスクはないと思われます。その点ではローリスクの資産運用と言えるでしょう。

先ほどご説明した利子国債のほかにも、国債には多くの種類があります。
 

国債の種類(利子や償還額による分類)
  • 固定利付国債
  • 半年毎に利子が支払われ、満期となれば元金が返済される国債です。

  • 変動利付国債
  • 半年毎に利子が市場の状況によって見直されながら支払われ、満期となれば元金が返済される国債です。

  • 物価変動国債
  • 物価の上昇率によって元金が調整される国債です。

  • 割引国債
  • 利子の支払いはありませんが、あらかじめ利子を差し引いた額面で購入ができる国債です。

 

国債の種類(償還期間による分類)
  • 短期国債
  • 償還期間が1年以内の国債

  • 中期国債
  • 償還期間が2〜5年以内の国債

  • 長期国債
  • 償還期間が6年以上の国債

  • 超長期国債
  • 長期国債を10年上回る国債

 
また、国債には個人投資家が購入できる国債と、個人投資家が購入できない国債があります。今回は個人向け国債について話をしていきたいと思います。

キーワード1 国債
国が資金調達を目的として発行する国庫債券の略称

個人向け国債の特徴

満期によって金利は変動する

先ほど、固定利付国債と変動利付国債のご説明をしましたが、個人向け国債は満期によって振り分けられるため、どちらにも含まれます。

個人向け国債の満期は3年、5年、10年と分かれており、3年と5年は固定金利10年は変動金利というように金利設定が分かれています。固定金利であれば、投資をしたその時に投資結果がわかるものですが、変動金利であれば投資結果はわかりません。

3年と5年満期の固定金利は0.05%、10年満期の変動金利の設定は半年毎に区切られており、その都度で金利は変動します。

現在の変動金利は0.09%(2018年11月現在)であり、固定金利と変動金利いずれにしてもメガバンクの定期預金利率0.01%より高い金利であることがわかります。
 
 

参照:財務省HP

定期預金よりも金利が高く、国が破綻しない限り元本割れするリスクが低いというメリットがあり、さらに1万円からという少額投資も可能ですが、一方で購入できる期間が決まっていたり、すぐに換金できないなどのデメリットもあります。

それでは、個人向け国債の特徴に加え、個人向け国債のメリットとデメリットを詳しくみていきましょう。

個人向け国債のメリット

元本割れのリスクがかなり低い

FXや先物取引などの証拠金取引の投資、そして株式投資などの投資には元本割れのリスクが生じてしまいますが、個人向け国債は元本割れのリスクが限りなくゼロに近いです。元本割れとは、償還額が購入金額より低くなってしまった状態をさします。

元本割れなどの基本用語、FXについて詳しく学びたい方は『FXのメリットとデメリット』を、先物取引について詳しく学びたい方は『先物取引のメリットとデメリットが一目瞭然!?』、そして株式投資について詳しく学びたい方は『株式投資のメリットとデメリット』をご参照ください。

国債を保有する場合は国が破綻しない限り、元本がなくなることはありません。そのため限りなく元本割れのリスクが低い金融商品です。安全性も高く年齢に関わらず多くの方が安心して保有できるものなのです。

少額から投資が可能

個人向け国債は1万円から購入することが可能なため、まずは小さな額から資産運用を始めたいという方にはオススメの金融商品です。上記であげたようなFXや株式投資は、少額からできるもののリスクに備えある程度の資金は必要となります。

一方で、国債は元本割れのリスクは限りなく低いため、ある程度の資金も必要ないのです。1万円という少額から投資を行うことができます。

銀行預金より高い金利

個人向け国債の金利は、満期が3年もしくは5年であれば0.05%という固定金利、満期が10年であれば0.09%(2018年11月現在)という変動金利です。多くのメガバンク定期預金の金利は0.01%です。円定期預金に関する詳しいことは『円定期預金のメリットとデメリット』こちらの記事をご参照ください。
 

参照:財務省HP

比べてみてもわかるように、定期預金でお金を預けておくより、国債を保有していたほうが金利が高く、より多くの利息を受け取ることができるのです。会社からの給料をなんとなく銀行に預けているという方もいらっしゃると思いますが、情報を知らないというだけで、得られるお金をもらい損ねていることもあります。

お金に関する知識や運用していく方法の知識をつけて、将来に向けた資産形成を行いましょう。

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個人向け国債のデメリット

すぐに換金ができない

個人向け国債は、国債発行後1年以上が経過しなければ中途換金することができません。つまり1年間は換金することはできません。1年以上経過した場合は中途換金することが可能ではありますが、直前2回分の利子が中途換金調整額として元本から引かれてしまいます。

そのため国債を購入する場合は、触らないお金として割り切って購入する方がよいでしょう。自分のライフプランにあった償還期間を選ぶか、もしくは金融商品を選びましょう。

超短期投資には向かない

国債はローリスク・ローリターンの投資です。そのため短期的にお金を増やしたいという方には向かない金融商品です。リスクをとらずに長期目線でじっくりと自分のお金を増やしたいという方にはオススメします。

もし短期でお金を増やしたい、ハイリスク・ハイリターンでも投資したいという方は、FXや先物取引などの証拠金取引がよいでしょう。こちらは少額でも大きな金額で取引を行うことができるため、短期で大きな利益を産むことができる、ハイリスクでありながらハイリターンの投資方法です。

こちらは大きな損失を招いてしまう可能性があるため、行う場合は必ず自己責任で余裕をもって行いましょう。
 

 

まとめ

将来にそった資産形成を

金融商品や投資方法によって、金利であったり利益は大きく異なります。自分のライフプランにそった資産形成・投資を行いましょう。

投資であれば、ローリスク・ローリターンで生まれた利益をミドルリスク・ミドルリターンに回し、そこで生まれた利益を次はハイリスク・ハイリターンに回すなど、徐々にステップアップしていくと良いです。いきなり大金をFXや株式投資にまわしてしまうと大損となる可能性もあります。

まずは知識をつけながら、自分にあった資産形成・投資方法を選んでいきましょう。自分で投資を行うには時間がない、勉強する余裕がないという方は、投資のプロに任せて投資を行ってもらう投資信託とよばれるものもあります。投資信託について詳しく知りたい方は『投資信託のメリットとデメリット』こちらの記事をご参照ください。

また、投資用のお金をつくってから始めたいという方には副業もオススメです。今の時代、スマホ1つで簡単にできる副業も存在しますので、そこでお金をつくってから投資にまわすという手段も良いでしょう。特に駐車場をお持ちの方は『スマホ1つと駐車場があれば継続的に稼げる副業』こちらがオススメです。コツコツと知識と経験を積み重ねながら、自分のライフプランにそって資産形成・投資を行いましょう。
 

 

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